2022/02/19 10:12

シンギングボールとは
チベットで古くからある楽器のひとつ。
起源については諸説ありますが、チベット僧が瞑想に入る前精神を統一し集中を深めるために奏でたと言われています。
【倍音】
スティックでボウルの縁をなぞるように回すと何処からともなく不思議な音色が聞こえてきます。
これはボウルの中で反響した音と音がぶつかり合い、増幅することで発生する倍音と呼ばれる音。
まるで宇宙空間に漂うかのような不思議な音色です。
時には夜の海のように、深い森のように、様々なイメージを掻き立てるこの音色は癒し効果が高く、

高ぶった神経を沈めてくれます。
不思議なことに、美しい音色は落ち着いた心で集中しなければ出すことができません。
まるで自分の心を映す鏡のように、イライラした心では雑音が混ざったようで澄んだ音色にはならないのです。
そんな時は美しい音を奏でられるまで回し続けてみて下さい。集中を深め、美しい音を聴けた頃には、
イライラしていた心は落ち着き、清く澄んだ心を取り戻していることでしょう。
夜、考え事をして寝付けない時などには非常に効果的です。
現代ではこの不思議な音色と、音と同時に発生する振動を用いて、不安や痛みを和らげるセラピーにも使用されています。
またヨガの前や瞑想など集中を深めたい時にも使われます。



チベットの歴史
瞑想鈴(シンギングボール)は古来よりネパール仏教、チベット密教に伝わる神聖な法具の一種です。僧侶が瞑想を行う時にも使用されています。チベットでは、宇宙から人間の身体まで、全ての物質は「地下風水空」の五大元素の五つから成り立っているとされています。その人間の五つのチャクラを表す「五仏」が施されています。五仏とは、頭から順番に、毘廬遮那仏(ヴァイローチャナ)[頭]阿弥陀仏(アミターバ)[のど]阿しゅく仏(アクショービア)[胸]宝生仏(ラトナサンバヴァ)[へそ下]不空成就仏(アモーガシッディ)[手足と性器]の五つの仏様の事。心棒でボールのふちをこすり、倍音を鳴らして陰と陽とのバランスを整え、気を停滞させずにゆったりと☆シンギングボールの音色は深く低く、徐々に波打つような倍音となりその澄みきった共鳴音で心身のバランスを整え、精神をより高い次元へ導くとされています。また人々の心を癒す音色として、古くより多くの人々に親しまれています。最近ではテレビなどでも紹介されたことからヨーガ愛好家の間でも広く愛用されるようになって来ました。現代ではほっとしたい時や集中力を高めたい時などに利用されています。またシンギングボールの音は、空間浄化に優れているため、お部屋の浄化にも適して
いると言われています。


★材質:Himalayan metalヒマラヤのメタル>伝統的な技術で鍛造>手磨き>手槌でハンドメイドされた限定品